成田 / 羽田空港ジャンボタクシー/ハイヤー代表取締役
櫻川裕之です。
成田で生まれ、成田で育ちました。
父親が警察官で空警隊や空港警察署に配属されていた関係で、成田空港は幼いころから身近な
存在でした。
運送事業は”人の命”に深く関係するものと重く受け止めております。
交通事故で年間3,000人近い方がお亡くなりになり40万件近くの事故が発生しています。
私自身も大切な人を交通事故で亡くしています。
昨日まで元気だった人が急にいなくなってしまう。。。。これほど辛いことはありません。
ひとつ間違えれば凶器と化す乗物をビジネスにしている自覚と覚悟もって運営しております。
我が社が成田空港送迎を行う上で一番大切にしているものは当然ながら『安全』です。
安全運転と言葉で言うのは簡単です。
実際に高速道路を安全な速度で走行しているタクシー会社は少ないと思います。黒塗りの高級車が
追い越しレーンを猛スピードで走行するシーンはよく見かけます。
確実にお約束させていただきます。我が社にそのようなドライバーはおりません。
お客様がお急ぎでない限り基本的に第二走行帯を流れに沿って走行するよう教育しています。
街中を走行する際もプロドライバーとして模範的な運転をします。
それでも人間が運転する以上100%事故を起こさないとは断言できません。
物体と物体がぶつかる事故が起きてしまった時に大きく人身傷害に関わってくるのが、『重さ、スピード、高さ』です。
この3つの内、我が社はスピードは出さないと宣言致します。
今後自動運転技術が進むに連れ交通事故の数は激減すると思います。
素晴らしいことです。何年か先、「昔の人は100キロも出る乗物をアナログで運転していたんだ・・・」という時代が必ず来ます。
その時世界中のタクシー/ハイヤー会社は既存のサービス方法では間違いなく生き残ってはいけません。
現にトヨタ自動車より時価総額の高いテスラ社はロボタクシーの開発を宣言しています。
自動運転は恐らく高速道路から変わっていきます。
成田空港のタクシー/ハイヤー会社は基本的に高速道路を使用しますので一番影響を受けることは間違いありません。
そんな時我々はどこに価値を見出し、世の中に必要とされる企業でいられるのか、常に模索しながら日々考え行動しています。